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NeoとHip Hop

春・・・何か新しいことを始めたくなる季節。
年中さんになったNeoにも、この春から習い事を始めさせることにした。

さて、その習い事とは・・・ヒップホップ。

何故ヒップホップか?
それはNeoが自ら「やりたい」と言い出したのがダンスだったから。それだけだ。

実際、他にも検討したのだ。
幼稚園で放課後行われる体操クラブの体験教室に参加させてみたり、わたしが個人的にやらせたかった武道(空手)の見学に行ってみたり・・・
ところが当の本人がイマイチ興味を示していない様子。
本来落ち着きのないNeo。
体験教室では先生の指示を待たずに勝手に走り回ったりお友達とふざけてみたり。
空手の見学に行っても、厳かな雰囲気に圧倒されて見ていたのはほんの10分程度で、あとは「暑い~」「のどが乾いた~」「帰りたい~」を連発。まだNeoにはムリだと判断せざるを得なかったのだ。

そのNeoが、唯一ヒップホップのレッスンを見学した時だけは、目をキラキラ輝かせて「あの男の子カッコいいねー」「女の子はかわいいねー」と心から楽しそうにして見ていたのだ。

そんなわけで今日、とりあえず体験レッスンを受けてみることにした。

NeoとHip Hop_d0093486_14453036.gif

見学に行った一週間前から「はやくねおもダンスしたい」と言っていたNeo。
スタジオに入るなり飛んだり跳ねたり、手のひらををポンッと床に付いて体を浮かせてみたり・・・それはもうすごいはしゃぎ様だ。
「大丈夫かなぁ?はしゃぎ過ぎてハメ外さないでよ・・・」
先週、誰一人として勝手なことをしている子がいなかったのをこの目で見ているだけに、気が気じゃないわたし。

レッスンが始まった。
まずは音楽に合わせて屈伸でリズムを取る。
壁一面の鏡に映ったNeoの表情・・・これ以上はない程に笑っている。
膝を曲げる時もピョコピョコピョコピョコ、決して先生のようにカッコよくはないけれど、もう楽しくて仕方ないという様子が伝わってくる。
見ているわたしも気付くと音楽に合わせてつま先でリズムを刻んでいた(笑)
そう・・・音楽に合わせて体を動かす、ということが楽しくないわけがないのだ。

その後、少しずつステップが変わったり手の振りが付いたり「えぇ~っ、そんなにドンドン教えてくの?!」という、大人では到底付いていけないスピードで振り付けが進んでいくのだけど、Neoは飽きることなく最後まで楽しそうにレッスンに参加していた。
Neoにしてはめずらしいことだ!
まぁ、やたら先生に話しかけたり、時々座り込んで先生に引き上げられてたり、後ろを振り返ってわたしに手を振ったり・・・10名程のレッスン生の中で浮いた存在だったことは否めなかったけれど(笑)

レッスンが終わり、笑顔のNeoと一緒に先生がスタジオから出てきた。

開口一番、「ねおくん、おしゃべりですねー(笑)」と先生。

「すみません、ホントに落ち着きなくて・・・これでもこの子にしては参加してた方なんです。余程楽しかったんだと思います。」わたしが言うと、
「うん、楽しそうでしたねー。確かに落ち着きはないですけど(笑)でも、この年では当たり前だから!部屋を出て行かなかっただけでもすごいですよ。ねおくん、運動神経良さそうだし、やれば絶対伸びます!」と。

「確かに落ち着きはない。」
その歯に衣着せぬ物言いが、ちっともイヤな感じではなく、むしろとても好感が持てた。
若くてさばさばしたこの先生になら、一筋縄ではいかないNeoのこともお願いできそうだ。
Neoも「たのしいかった!またやりたい!」とやる気マンマン。
早速、来月からの入会を決めた。

入会する上でNeoと約束したことは3つ。

◆先生の話をよく聞くこと。
◆踊ってない時でも、しゃがんだり寝転んだりフラフラしないこと。
◆上手に踊れなくてもいいから一生懸命、思いっきり楽しむこと。

わたしの目的は、Neoに何かひとつでも打ち込めるものを持ってもらうこと。
自分の好きなことを通して、少しずつでもいいから集中力や忍耐力を身に付けて欲しいと思っている。

さて、今後Neoがどう成長するか・・・親としても興味津々である。
by cozy0924 | 2008-04-24 23:27 | neo

日々の出来事や趣味のインテリア&ハンドメイドのこと。


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